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ぺんぺんぐさの
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スタッフ紹介

「自由保育」というのは、ただ放任ではなく、遊びやすい環境をかげながら整え、子どもたちの「いま」をつかみ、寄り添いつつ、必要に応じて声をかけたり、ときには真正面からぶつかり合い、背中をおしたり引いたりするものです。
その塩梅をつかむために、保育スタッフ自身、自分の子ども観や保育観を見つめなおし、保育スタッフどうし対話を重ねながら、ともに磨き合っています。
ひとりで子どもを背負うのではなく、スタッフそれぞれの視点から子どもたちを捉え、チーム力を上げながら、子どもたちに伴走していきたいと思っています。

土井三恵子 どいみえこ
NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ理事/共同代表/保育士

 教育学と物理化学・量子化学の両方を、専門的に学べる横浜国立大学教育学部を卒業しました。一度社会を見ておきたくて(株)リクルートに入社し、企業広告の制作に携わりました。上下関係を超えて意見をぶつけ合うことも許される、ユニークな会社でした。学生のころからバックパックを背負い国内外を旅する中で、漠然と抱いていた疑問も抱えながら、ある日、先住民族の自然観を知ることで、これだ!と、単身北海道に移住することを決めました。ちょうど「国際先住民年」の1年前のことです。
 その後、北海道での10年の農的暮らしと2人の出産を経て、米国の自由学校(デモクラティックスクール)であるサドベリーバレースクールを知り、衝撃を受けました。子どもの育ちを邪魔せず最大限に尊重する教育を知り、教育のあるべき姿を見た思いがしました。その後神奈川に戻り、日本でも幼児教育は、子どもの主体性を重んじる方針にちょうど転換したばかりと知り、幼保免許を取得。療育センター・里山保育を行う保育園などに勤務後、2012年、ぺんぺんぐさを立ち上げました。
 大都会の近くですが、奇跡的に広々と残る緑豊かな野山・里山で、ただ「自然の中で遊ぶ」のではなく、大自然に抱かれ自然とともに暮らすような保育でいたいと思っています。1歳半から就学前の20数人の子どもたちの育ち合いの醍醐味を、保護者とともに味わう日々。土と水と虫と草木、そして地域の人たちと出会い、四季折々をからだと心いっぱいに感じる子どもたちと、ともに過ごす日々を送っています。子どものまなざしに科学の芽を見つけると心が躍り、一方で、子どもたちの心の機微や、言葉にならない想いに触れると胸があつくなる。ぺんぺんぐさの合言葉は「ひとりで子育てしないで」。
資格等:保育士、幼稚園教諭二種免許、小学校教員1級免許、中学高等学校理科教員2級免許。療育センターに1年、里山保育を行う家庭的な小規模保育園に8年勤務。
著書:『つながりの子育て~子どもがまんなかのコミュニティづくりを、問いなおそう~』共著 理工図書刊行予定、『大きな空の下の、ちいさななかまたち』理工図書刊行予定

ぺんぺんぐさ立ち上げ当初の母親たちが語るミエコ

・里山保育に熟練した保育士さん。ザリガニを釣る姿は真剣そのもの!ぺんぺんの子どもたちには遊びの先輩&心の恋人&ガキ大将&甘えられるママであり時にパパ。ぺんぺんママたちにはなんでも相談できる相手、我が子の前ではちょっぴりおっちょこちょいのお母さん、しかしてその実態は・・・?

・豊富な保育経験(と人生経験)から、子どもだけでなくお母さんたちの細かな変化や不安を感じとり、その不安をどのように拭ってあげられるかを常に考えてくれている。保育の専門家として、親子が安心して子育てできるように、一歩先で取り計らってくれる影武者力は脱帽です。

・何でもできるスーパーウーマンのように見られがちだけど、実は傷つきやすい心遣い屋の繊細なひと。保育中は完璧に見えても保育が終われば抜けてるとこもある普通の一人のお母さん。

・笑顔がとても素敵でまぶしい、表情と感情豊かな、愛情あふれる人。深い視野と先を見据えた発想力がすごいアイデアウーマン。でも日々頭フル回転で忙しくてちょっと忘れっぽい・・・かな?

・東京のど真ん中でバリバリのキャリアウーマンとして働いていた社会人生活、大自然の中で自宅出産まで経験した農的くらしと、人生経験豊富な保育士ミエコさんが、子育てに向き合い始めた母親の中で、戸惑いや生きづらさ、物足りなさを感じている人たちに「ありのままの自分でいる大切さ」を伝えようと、4人の母親たちとともに立ち上げたのが、ぺんぺんぐさです。

・無類のお産好き。お産の話になると、目が輝いて止まらない。なんでもその昔、自然分娩の神様・吉村正医師と交流があったとか。聞けば、田舎暮らし、草木染め、自然農、山菜、料理、自然観察、音楽、広告……、いろんな話にくわしく、その引き出しの多さに「この人はいったい何年生きてきたんだろう」と思ってしまう、不思議な人です。

 

個性あふれるスタッフたちを、代表土井が紹介します。

こいさん
幼稚園教諭11年の経験から繰り出される遊びの引き出しは、数多い。2人の元気な男の子のお母さん。週末は山や海に必ず連れ出していたアクティブ派。ハチをすぐ見つける野性的な目と、子どもと一緒におもしろいことを見つけるイタズラ心と笑顔をいつも絶やさない、おもしろい人。見ちがえるようなスタイリッシュな格好で、ぺんぺんフィールドの里山をジョギングするのが日課。

かおりさん
イラストと裁縫の得意な控えめな人柄ならではの、子どもの心の機微を感じ取ることのできる人。じつはゆかいな大酒飲み。ぺんぺんぐさ一期生の母。「名前だけなら貸すよ」と立ち上げのころから共同代表。PCは年々上達、助成金を見つけるという得意技と粘りで、ぺんぺんを何度も救済。森のようちえん指導者養成講座・上級救命救急講習受講・リスクマネジメント講座受講。

まいさん
幼稚園勤務8年を経て「喫茶とごはん ここにわ」を営みながら、ぺんぺん1年目からのおつきあい。「ここに輪が広がる」ナチュラルなお店は、ファンに惜しまれつつ、出産を機に閉じ、ぺんぺんに専念。いまも、だれかが困っているとあふれる想いで輪をつなぐ人。昔から森のようちえん指導者養成講座に通い、青空自主保育の映画上映にいち早く遠方まで駆けつけ、普段ゆったりほがらかだけど保育の話題になると熱く語る情熱の持ち主。

ひろさん
公認心理士・精神福祉士・元臨床心理士。個室でのカウンセラーからとび出して、フリーランスで心と身体もトータルに整えるお仕事に。研修で知り合い意気投合、ぺんぺんぐさを手伝いたいとの真意はいまだに謎ですが、共感力と問い力など抜群の技を持つカウンセラーさん。沖縄ぐらしが長かったので、プールのときが一番ごきげん。鎌倉から遠路を通う、仏教・古武道など好奇心いっぱいの人。

あいさん
運営スタッフ。2021年彗星のごとく現れ「運営やりますよ」と、30代前半の若さで期待の星。ベンチャーあがりの切れる頭脳とパソコン駆使力で、ごちゃごちゃだったぺんぺん運営をどんどん整理。じつは人見知り、畑をこよなく愛する。

あさこさん
運営会計スタッフ。保育士資格。ぺんぺん立ち上げメンバー、ブログ開設の仕掛人。ゆったりながら子どもたちのクスっと笑えるやりとりを見逃がさない、観察眼と文章力の持ち主。やんわりした雰囲気から想像できない、社会問題に詳しいじつは硬派な人。

 

 

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