春も、夏も、秋も、冬も、
大きな空の下はたのしいよ。
バッタ。チョウチョウ。セミ。ザリガニ。
森や野はらには、生き物がいっぱい。
どろんこ。せせらぎ。探険道。
ガケものぼって、遊ぶものもいっぱい。
桑の実食べて、おいもを掘って、ドングリひろって、
落ち葉に埋もれる。
こんな都会の近くだけれど、土と草木と生き物のゆたかな、大きな空のひろがる田園地帯。
自然に囲まれて、季節の移り変わりを心とからだいっぱいに感じて、小さいうちから、仲間ときょうだいのように育つしあわせ。
好きなことをじっくり探して、たっぷりとことん遊びこんで、自分自身をしっかり見つめ育む、大切な時間。
ケンカして涙をながしたり、手をつないで微笑み合ったり、小さな手で泣く子の頭をなでたり、
そんなかけがえのない時間に、きっと大人も出会うことができますよ。
横浜市青葉区のゆたかな自然と、
あたたかなまなざしの中で、育ち合う
森のようちえんです
「ぺんぺんぐさ」は、1歳半から就学前の子どもたち 20 人前後の預かり保育(週2~5日)を、自然ゆたかな公園や里山を拠点に行う「森のようちえん」です。
保育士5人を中心に、お母さんも少しずつ交代でサポートに加わって、ゆったりたっぷり泥んこになって遊んでいます。
安心感の中、四季折々を体と心いっぱい感じ、子ども自らの力で育ちゆく「力」を発揮し、それぞれの個性を輝かせて、やさしくたくましく育ち合っています。
多くのいのちと出会い、感じ考え、つくり出し、分かち合う幼児期を
ザラザラ、サラサラ、ベトベト、ふわふわ…
ひと時として同じのない自然は、感覚あそびの宝庫です。
情緒安定と脳の発達に欠かせないと言われる、感覚あそび。
心が大きく揺り動かされる、生きものとの出会い。
おもちゃや遊具がなくたって、想像力があれば、何者にだってなれます。
ほどよい人数の仲間と感情を表現しあい、話しあいもくりかえして、遊びを作っていきます。
私たちは、その自ら育ちゆく力を見守り、ときに背中を押す大人でありたいと思っています。
子育てはひとりじゃない
あれはダメ、これはダメ、と言わなくても大丈夫。子育てしにくいのは、お母さんのせいではありません。かつての、地域のいろんな大人に見守られておおらかに育っていた、古き良き子育てを。「お互いさまだから」とたすけ合ったり許しあったり、我が子のように育ちを喜び合う安心感、その輪を保育だけでなくイベント等でも、広げたいと思っています。毎月開催「あそぼう会」は生後8ヶ月頃から、どなたでもご参加どうぞ。
ぺんぺんぐさって?
晴れても、多少の雨でも、四季折々の野外で過ごす「森のようちえん」。ただ遊んでいるだけではなく、子どもの好奇心や主体性を大切にしています。北欧・ドイツ・韓国等では、さかんな幼児教育のひとつで、諸外国では公に認可されていますが、日本国内では一部の自治体が独自に認定、教育的効果が注目されています。NPO法人森のようちえん全国ネ ットワーク連盟の「安全認証団体」でもあり、連携しながら展開しています。