若い人たちのことば④
毎年、青山学院大学のコミュニティ人間科学部の授業にお話しに行っています。
未来をつくる若い人たちに、伝えたいことが山ほどで、90分、2週連続で、時間が足りないほど。
大量の写真もお見せして、しゃべりまくります。
ブレイクアウトや、ことばを出し合う時間も組み込んで、 リアルなぺんぺんママたちの文章や、
ミーティング映像もお見せして、 よくばりなことに挑戦させていただいています。
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昨年は、1週目がオンラインで、2週目はじめてリアルでお話しました。
すると、目の前の学生さんの大半が、パソコンを開いていて、仰天しました。
たしかに、会議の議事録も、立ち話中のメモも、最近あちこちパソコンやスマホを使いながら話すことは多くなったのだけれど、
「人と人とのつながりづくりの実践を聞く授業に、パソコン越しでいいのかしら?」
「パソコン開いて、話は心に届くのかしら?」
そんな思いがぬぐえず、 なにより私自身がしゃべっていてさびしいな、と…
今年は、思いきってパソコンを閉じて授業を受けてもらうよう、おねがいしました。
「『知る』ことは、『感じる』ことの、半分も重要ではない」
『センス・オブ・ワンダー』著者の、レイチェル・カーソンのことばも、紹介しながら。
「パソコンだと左脳で聞いてしまうから、心と身体で感じ取ってくださいね」と、お伝えしながら。
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今年は、はじめて両日がリアル授業で、 1週目2週目と、学生さんの熱量が上がっていくのを、私自身も肌で感じました。
リアルで時を共有することって、こんなに心地いいんだな、とあらためて実感。
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コミュニティづくりで大切なことの一つとして、「ワタシを語ること」の大切さをお話したのですが、
2週目にいただいた感想たちは、1週目より格段にワタシを語っていて、その若い人たちのみずみずしい感性に、私は胸がいっぱいになりました。
とくに嬉しかった感想は・・・
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「とても⼟井さんのお話を聞いて、感動しました。
最初はパソコンを閉じて欲しいというほどのお話を聞けるのか疑問視していましたが、
これは聞かないのが損だと思うぐらい、私の⾝に染みました。
そして勇気づけられました。
私は将来⼦どもが出来たら、⾏政サービスなどに頼るつもりでいましたが、
⼦どもの様⼦を⾒て、その⼦に合っているものを選びたいと思いました。」
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「私はフリースクール(既成外の幼稚園)を開く⼈は、⾔い⽅が悪いけれど、
何か特別に固執している思想などがあるのかと思っていました。
でも、今回のお話を聞いて、フリースクールにも様々な在り⽅があり、
両親は気軽に頼っていい場所だともわかりました。」
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笑っちゃいました。
とともに、内面の変化が手にとるように伝わってきて、心の内を素直に伝えてくれたことに、涙が出そうになりました。
ふだんは、それほどガンガンしゃべるタイプではないのだけれど、全身で体当たりしてしゃべった甲斐あります!
これからたくさんの価値観に出会って、揺さぶられて、ピンとくる生き方を見つけてほしいな。
応援してます。ありがとう。
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この、毎年お話している内容の一部と、
担当教授の菅野さんによる子ども主体のコミュニティづくりの一連の授業内容が、
10月末に2人の共著として、出版されます!
『つながりの子育て ~子どもをまんなかにしたコミュニティづくりを、問いなおそう~』
というタイトルで、理工図書さんから出版されます。
(保育士・みえこ)
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