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ぺんぺんぐさの
日常

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保護者の声

入園の動機は、「ぺんぺんの雰囲気がホッとするな」という安心感、「子どもを元気に過ごさせてあげたい」というものが多く、いろんなお母さんが普通にいて、現在のところ卒園後ほとんど公立小学校に入学しています。
人付き合いが苦手でも、はじめは言葉でうまく伝えられなくても、子どもたちをみんなで見守り、スタッフも交えて言葉を交わすうちに、お母さんどうし仲良くなっていきます。
ぺんぺんで過ごすうちに教育理念に少しずつ共感し、理解を深めていくご家庭が多いので、まずはぺんぺんぐさの雰囲気を体感しにぜひいらっしゃってください。

1.ぺんぺんぐさに毎日通う子どもたちの保護者の声、
2.親子ぐみ(0~2歳)参加の動機

3.見学者の方からの感想
4.『つながりの子育て』(園長・土井共著/理工図書)に掲載の保護者の声、をご紹介します。
(クリックするとそこへ飛びます)

 


ぺんぺんぐさに毎日通う子どもたちの保護者の声

◆室内の遊び場だと、ものの取り合いになったり、「あれ買って」「これ買って」とねだられるけれど、外では葉っぱや草や虫は取り放題で、お店屋さんにでも何にでもなって遊べるのがいい。何もないところからいろいろ遊びを見つけられることに感心します。(2歳児母)

◆日々のシンプルな繰り返しこそが子どもの安定に繋がり、多くを与える必要はないのだと知ったことが、私の心の安定にも繋がりました。情報過多な現代社会だけど、子育ては引き算くらいでいいんですね。(2歳児母)

◆上の子をまねてガケのぼりに挑戦したり、下の子の前では泣かずにがんばってみせたり。子ども同士の与える影響の大きさを感じます。今まで力のつよかったうちの子が、小さい子には手加減するようになりました。(年少児母)

◆ママだって完璧じゃなくていい、誰かに甘えてもいいし頼ってもいい。ぺんぺんに入って教えてもらったことです。嬉しい涙も、一緒に流してくれる最高の仲間ときっと出会えますよ♡(年中児母)

◆コロナ禍での初めての出産、不安でいっぱいでした。そんな中ぺんぺんに入って、一緒に我が子の成長を見守ってくれる保育者さんと、悩みを共有し支えてくれる母たちの存在はとても大きく、心強いです。一人ひとりの個性を受け止めてくれ、関わり合いながら思いきり遊び尽くせるこの環境に感謝です!(年長児母)

◆ずっとぺんぺんで育ってきた息子は、小学生になりました。やんちゃだったけれど、学校でしっかり座って授業を聞いているみたいで、驚いています。怒られることも多いみたいだけれど、個人面談では「発言をよくしてみんなをまとめる力がある」「アイデアがすごい」とよく褒められて。ぺんぺんでたくさん話し合いしてきたおかげかな。放課後は、いつも友だちと公園を遊んで元気な小学生です。(卒園生母)

 


親子ぐみ(0~2歳)参加の動機

◆直感で。住んでいる近くは気を使いすぎて息がしにくくて、ぺんぺんの「あそぼう会」に参加したら、ここに集まる人たちが好きだな、ぺんぺんの雰囲気がいいな、と思って。(Kさん)

◆雨の日に「あそぼう会」に参加して、泣いて抱っこになって困っていたら「何もしなくてもいいのよ」と言ってもらって、大きな木の下で雨宿りしているうちわが子の機嫌がよくなってきて、「正しい遊びはないんだな、自然体はいいな」と思って。ぺんぺんの講演会で自然の中で遊ぶ大切さも知って、入会しました。(Nさん)

◆同年代の子と交わらせてあげたくて、ここの子たちはオープンでのびのびしているから。(Mさん)

◆わが子は知らない子に手を出すこともあって気を遣うけれど、ここではみんなで見ていてくれる安心感があって、子どもにピッタリくっついて見なくても少し距離を持って見守れるから。自然の中でのびのびできるから。(Aさん)

◆本人が楽しそうだったのが一番。自然の中で、年齢もいろいろの中でのびのび遊べるのがいいと思ったから。(Hさん)

◆わが子が激しいタイプなので、支援センターだとハラハラするから、自然の中で放っておいた方がいいと思ったから。(Yさん)

◆ここにいる人たちのあたたかい愛を感じる。子どもを一人の人として見るような。(Kさん)

◆自然が足りないと思って。この子は、ドロや水が大好きだから、来てみて楽しかったから。(Yさん)

 


見学に来た方からの感想

◆ここの子どもたちは元気ですね。表情がすごくゆたかで、よくしゃべりますね。しっかり「考えている」のがわかります。まわりをよく見ていて、なにか落ちていたら拾って届けに行ったり、機転が利いて、すごくクリエイティブでびっくりしました。サマーヒルスクール(英国・世界に代表する自由学校)で育った知人がいるのですが、そこを連想しました。(Kさん)

◆森のようちえんもいろいろありましたが、ここは地域とつながっている感じがします。地域に開かれている、というか、つながりながら子どもを育てている感じがします。保護者の人もスタッフも、あたたかいです。気にかけてたくさん話しかけてくれました。(預かり保育だけど)はじめ積極的なお母さんがスタッフなのかと思って、だれがスタッフでだれが保護者かわからなくて、びっくりしました。(Rさん)

 


『つながりの子育て』園長・土井共著/理工図書より、ぺんぺんぐさ保護者の声

◆ありのままの素朴な、昭和に近いぺんぺん(年少児・母・Iさん)
大きい子ぐみならではの念願の里山歩きも、初めてお迎え時に見た、こちらへ向かうべんべん隊列。(略)里山歩きでは年長のショウコと手を繋ぎたくて、ミっちゃんの蝶々ハンターと工作や泥で作り出すものに憧れ、タツルはとにかく凄い!凄いよねー!と崇め、年上への憧れ。はたまた1歳のケイくん可愛い、チーちゃん可愛いと、年下への愛。私は一人っ子ですが、子どものころ近所の空き地で年上年下関係なしに遊んでいて、それを今この令和の時代では難しかろうと思っていたため、一人っ子キヨハにもその感覚を味合わせてあげられて、嬉しく思います。どんなに「縦割り教育してます」な幼稚園よりも、ずっとありのままの素朴な昭和に近い……それがぺんぺん。

今年は落ち着いてきて、(略)「折り合いをつけられる様になったね!お姉さんになったね!」と何度も言ってくれた、リエさん。バースデーカードを読んでもらう時、一人みんなの前に立ち、後ろで手を組んでうんうん頷くキヨハを見て「泣きそうになっちゃったよ~!」と言いに来てくれた、ミホさんなど、今年も沢山のぺんぺん母さんに成長を見守ってもらえ、ケンカで何も言い返せないキヨハに悶々としていた私の話も聞いてもらったり、親子で支えられました。

保育者さんは、キヨハの特性や成長に合わせて、大きく暖かな眼差しで対応してくださったり、いつも親身に話を聞いてくださいました。その日の様子に加え、1年の後半になると、友だちと揉めたけれどこう言ってたよ、こんな風に対処出来るようになったよ、と教えてくださることが増えてきました。(略)

 

◆今年もコウに教わったな(年中児・母・Hさん)
コウは生き物を捕まえるより、専らどろんこ遊びでした。(略)でも、この夏から秋にかけて、生き物に興味を少し持てるようになりました。小さなザリガニを必死に捕まえようとしたという活動の日。その活動の時に撮ってくれた写真のコウは、とても純粋に嬉しそうだったり、真剣な表情をしていました。そうやって、今までと違った面を表出したときに、保育者さんやサポートのママが気付き、記録に残してくれて、伝えてくれて、それもありがたいことだなと感じます。(略)命ある、正に生き物に直接触れることは、怖さとか、葛藤を越えて自信が芽生えたりで、ただ触覚にだけでなく心にも刺激を与えて、人を成長させてくれるのかな。

弟のフクトが今年から小さい子組に入ったこともあり、今年、コウは小さい子の面倒を見ようとしたり、ぺんぺんでお兄さんだという自覚が芽生えてきたようでした。わたしが思っていた以上に、コウは小さい子に自分から関わっていき、一緒に遊ぶ姿を見かけるようになり、びっくりしました。小さい子、好きだったんだね。電車や泥だけが興味あるものだと思っていたよ……ごめんね!(笑)

1年も終わりに近づいてきて、年中長は少しずつお互いを受け入れながら、まとまっていくようでした。誰かが困っていれば、少し大人の介入は必要でも、みんなで話し合おうとするようになり、嫌な気持ちは我慢しないで言葉で伝えるようになり、やりたい遊びをまわりを気にして我慢せずにやれるようになりました。かんしゃくを起して長時間泣き続けたり、うまく仲間に入れてもらえなかったり、つまはじきがあったり、いろいろドラマがあった1年でした。でも最後の方は、コウは年中長のみんなと遊ぶのが楽しみで、ぺんぺんに通っていました。今年も、コウにいろいろと教わったなーと思います。ありがとう。そして、みんなに見守られながら成長していることに、心から皆さんに感謝したいと思います。愛をありがとうございます!

 

◆家も外も含めた子育てを、丸ごとの支えになるような保育(2歳児・父・Nさん)
(略)娘を通わせてる横浜の「青空保育ぺんぺんぐさ」は、本当にママさんをとても大事にしていて、「みんなで子どもたちを見守る」ってことを実現するために、月一の懇談会ミーティングもそうだし、保育が終わったあとの振り返りで丁寧に子どもたちの様子を伝えてくれたり、僕も参加しててすごく楽しいし、勉強になることもたくさん。ママさんたちの言葉を聞いてても、「ぺんぺんに通わせて本当によかった。ぺんぺんじゃなかったら、きっと家でも子育てできなかった。私自身が本当に助けられた」っていう人がたくさんいて、ただ保育をサービスとしてやるとかじゃない、もっと大きな視点での、家も外も含めた子育て丸ごとの支えになるような保育をしてくれてるって感じます。

子育ての苦労を分かち合って、関係性で支え合って、(略)子どもたちが、のびのびイキイキ遊びつくして育っていく。また、そんな子どもたちの元気な成長を一緒に見守っていくことが、親同士の関係性をあたたかく深いものにしていって、そんな親子と親子、そして保育士さんとのつながりと循環が巡り巡っていて、なんて心地のいい場所なんだろうって思います。

今日は(懇談会ミーティング前の)朝から妻と大喧嘩をしてしまって、それを見ていた娘が大泣きしてしまって、青空保育のミーティングでは妻も僕もその大喧嘩の話からシェアして、でもそんな話しも笑って話せる人たち、笑顔で聞いてくれる人たちがいて。夫婦だけじゃ解決しないことたくさんあって、でもそれを受けとめてくれる場所があるから、また笑って家族をやっていける。

話せる場所があること、受け止めてくれる人たちがいること。一つひとつの悩みや問題は簡単には解決しないけど、そんな苦労や辛さや日々の大変さを知っていてくれている人の存在の有難さ。山あり谷ありの日常を、また明日も生きていこうと思える。

毎月のミーティングに参加する度に、素晴らしい人たちに出会ったなと、感謝を感じていたこの1年でした。

 

◆みんなのこれからの人生が、生きやすくなっていく(年長児・母・Eさん)
ぺんぺんぐさは困った時にみんなで助けてくれる。自分ごととして手を貸してくれる。色んな人がいるから適材適所で助けてくれる。(略)みえこさんは子どもに対しても大人に対してもなにより対話を大事にしてくれている。大きく長い長い視野で物事をみている。事実、対話をするだけで問題は解決しなくても、根本的ななにかや意識が変わることは沢山あり、解決が目的ではなく、その過程が大切なんだと。そして気がつけば子どもの成長のように、少しづつ結果的に問題も解決していっているような。

答えをあえて言わないこと、そもそも答えなんてないこと、意味のないこと、意味をつけないこと、そんなことを知れました。

便利な生活に慣れてしまっていると、少しの不便にも煩わしさを持ってしまう。けれど少しの不便は本来そういうものであって、手間暇かけることが当たり前になると、生きているという実感に繋がって逆に尊い。(略)ぺんぺんは子どもの成長だけではなく、それらを手作りして紡いでいくことの副産物が沢山ある。むしろこの副産物こそが全てを豊かにする。それを見て子どもも育つ、という環。

太陽が雲に隠れて凍えながら陽だまりを待ちわびたり、強風で舞う落棄に怖がる子楽しむ子、雪に怯える子わくわくする子、真っ黒な雨空と反対側の青空の対比に驚き、騒ぎ‥‥大きな空の下で、なんてwonderful!!(略)

 

◆学生時代よりも学びのあった10年間(スタッフ・年長児母・Iさん 2021年記)
スタッフとして保育も運営も関わり、私もショウコに負けないくらい、たくさん成長させてもらいました。(略)言われたことをやる、自分の考えも意見も特になく、波風を立てないように人に紛れて目立たないようにその他大勢として生きてきました。みんなと同じが安心、人に迷惑をかけないように。そうやってなんとなく子育てもしていて、でも立ち上げると誘われて飛び込んだぺんぺんでした。はじめからカイトを行かせたい幼稚園は決まっていて、それまで過ごす場としての軽い気持ちで。

私は子どものころ母が仕事を始めて学校から帰るとー人、というのが寂しくて、ぺんぺんのように、子どもと一緒に過ごす選択もあるというのを知り、これって私が求めていたことなのでは?と思い、幼稚園に行くのをやめて、小学校までぺんぺんを続けることに決めました。決めるまでたくさん悩みましたが、信頼できる保育者さんや仲間がいて、私が楽しい方がきっといいに決まってる、と思ってぺんぺんに残りました。

私自身そのまま全部を受け止めてもらって、自分でも弱さを受け入れて、前を向き続けて いたら、少しずつ強くなって来たと思います。(略)ぺんぺんを始めてからの10年が、私の人生で一番の学びだと思います。学生時代は、単に試験のための勉強でただ通り過ぎ、身についたものはあまりなかった。ぺんぺんで、子育てについてはもちろん、自然現象、社会情勢、人間関係、自分のあり方・・・。自分の意見がなかった私が、自分で考え意見も言えるようになり、(略)ちゃんと「一人の人」として生きている気がします。子育てしながら、自分も育ち直しているなと実感しています。

 

◎「ぺんぺんぐさに通う保護者の声」は、書籍『つながりの子育て ~子どもをまんなかにしたコミュニティづくりを、問いなおそう~』(菅野幸恵・土井三恵子 2024年 理工図書)より一部を引用しました。

 

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