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知性だけでなく感性で

毎年おじゃましている、青山学院大学コミュニティ人間科学部の講義2日目終了しました。

今年は200人近くの学生さんに、人に任せっぱなしではない子育ての話ができるぞ、とわくわくドキドキ。
例年大きな講義室の後ろの方に座っているけれど、今年は前にも学生さんがたくさんいました。
『つながりの子育て』(理工図書)も出版されたので、理屈は本に任せて(その授業のテキストとしてみんな持っているので)、学生さんに知性でなく感性でお話することにしました。

1日目しょっぱなに、アイちゃん・ナオトの山あり谷ありの、4年半に渡る育ちの濃いエピソードをどどどーーーん!と話したら、
はじめ反応薄かった学生さんたちが食い入るように画面を見始めて、もらった感想が、例年以上に、とてもとてもとても熱かった!(いつも話させてくれるご家族に、感謝です!)

そして2日目は、大人たちの話。
冒頭で、クールな学生さん200人近くに、「こんにちは」と声かけたら、
なんと半分以上の人が「こんにちは」と返してくれて、おそらく初めての体験。びっくりしました。

くどいくらいに、双方向にコミュニケーションしよう、自分ごとで生きよう、対話をくり返そう、と念押しして、
体当たりで「情報の偏りや操作にごまかされないで。子育ては仲間が一人でもいたら、楽しいよ」と、1時間半しゃべりまくったあと、
自然に拍手をいただいたのも、今回初めて。子どもたちやママたちのドラマが届いたのかな、と、とてもとても感激しました。

昨年同様、パソコンは閉じて、左脳ではなく、リアルな子どもたちの現場を「感じとって」ください、とお願いしてからはじめたお話。
パソコンをノート代わりに使う学生さんも多いから、渋々閉じてくれて…へんなおばさんだと思われたかもしれないけれど、
2日間終えた後の感想たちは、涙が出そうなくらい、瑞々しい若い感性あふれる言葉で綴られていました。

若い人たち、ありがとう。
応援しているからね。

(保育士 みえこ)

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