出版書籍『大きな空の下の、ちいさな なかまたち。~自然と子どもに学ぶ、「自由教育」~
土と、緑と、
ともに育つ仲間がいれば、
子育てはだいじょうぶ。
子育ては、ほんとうはもっとシンプルでいいはず。
子ども自身の「育つ力」を知って耳をすませば、
きっと目の前の子どもが教えてくれます。
身近な自然との出会い、見上げる空の広さも、子どもを育んでくれます。
子どもたちの小さなささやきや戸惑い、
クスッと笑ってしまうようなエピソード、
子育て中の方、保育にかかわる方、すべての大人に、
四季折々のできごととともに、子どもたちの「力」をお伝えします。
・
さまざまな教育効果が注目される「森のようちえん」。それは教わって身につくのではなく、安心した暮らしの中から得られるものです。森でも都会の近くでも、身近な自然と仲間と見守るまなざしがあれば、子どもは「自ら育つ力」を発揮する。長年子どもと向き合ってきた筆者の、繊細かつ生き生きした子どもたちのエピソードは、忙しい日々の中でつい忘れてしまうような、大切な感情や感覚を呼び起こしてくれます。多くの母親たちを笑顔にし、子育てを少しらくにしてきたキーワードの解説も織り交ぜて。喜怒哀楽あふれる写真たちとともに。
『大きな空の下の、ちいさな なかまたち。~自然と子どもに学ぶ、「自由教育」~』
土井三恵子・NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ/横浜市
発行 ブイツーソリューション 発売 星雲社 2025年
A5版オールカラー 144ページ
→ ご購入は全国書店または、Amazonや楽天ブックス等でどうぞ。(クリックしてください。送料無料。現在、Amazonは到着まで若干時間がかかるようです)

~青木将幸さんご推薦~(ファシリテーター・軽井沢風越学園評議員)
ケンカしてもいい、おしっこ漏らしてもいい、座りこんでダダをこねてもいい。自然のなかでたっぷり遊ぶ時間が、自分を表現する術も、他者を思いやる心も、話し合いで解決する力も、育んでくれる。そんなエピソードがたくさんつまった「森のようちえん」のフォト・エッセイ。ファシリテーターとして「話し合いで解決する力」を育むために、あらゆることをしてきましたが、子ども時代に、たっぷりと自然のなかで遊ぶことが、一番効果的な気がします。この本を心より推薦します。
~菅野幸恵さんご推薦~(青山学院大学コミュニティ人間科学部教授・発達心理学)
子どもは自然の存在。育ちのプロセスもさまざま。どんな子どもにも「育ちどき」があります。みんな違うのはあたりまえ。いつおとずれるかわからない育ちの瞬間を見逃さないのはコロコロと変化する子どもの喜怒哀楽に寄り添いながら急かさず、どーんと構えて待つからこそ。子どもの内から発せられる小さくて大きい声に耳を傾け、誠実に応えようとする大人がいるから、子どもは自ら育つ力を発揮することができる。そんな保育が、ここにあります。

~「はじめに」より~
晴れたり、雨が降ったり、風が吹いたり、暑かったり、寒かったり、鳥やセミが鳴いたり、
ひと時として「同じ」のない自然の中は、そこに土と緑さえあれば、五感をくすぐる刺激にあふれています。
季節の移り変わりを心とからだいっぱいに感じて、育ち合うこと、
安心できる場で、一人ひとりの意思と個性を輝かせて遊びこむこと、
そうすれば、だれでも子どもは、自ら育ちゆく「力」を発揮します。
そんな姿に、おとなの私たちは、ふしぎな懐かしさと勇気をもらうはず、
子育て中の方、保育にかかわる方、すべてのおとなに、四季折々のできごととともに、子どもたちの「力」をお伝えしたいと思います。
・
だいじょうぶ、子育てはひとりじゃない。
情報がかんたんに手に入る時代になりました。子育て支援の場所も増えたけれど、いろんな噂が耳に入るたびに、どれが正しいのか、何をしてあげなきゃいけないのか、焦ることもあると思います。
でも子育ては、ほんとうはもっとシンプルでいいはず。子ども自身の「育つ力」を知って耳をすませば、きっと目の前の子どもが教えてくれます。あなたひとりががんばらなくていい、まわりを見まわせば誰かが手を貸してくれます。たとえ小さな自然しかなくても、見上げる空はとても大きく広がっています。
こんなちいさな森のようちえんですが、毎月開く、一般公開の外遊び体験会「あそぼう会」などで訪れた親子は、13年半で2,500組以上にものぼりました。いきいきと遊ぶ子たちを見て、おしゃべりして、ほっと笑顔で帰っていく、その安心感を、この本を通しておすそわけできたらうれしいです。
・
森のようちえんを、もっと知りたいあなたに。
本書の後半では、「森のようちえんならではの育ち」を、
楽しんでいただけるように書いてみました。
高い教育効果もうたわれていますが、
その「目的」のために、教え込むものではありません。
暮らしのなかで、ちいさな出来事をかさねながら、
結果として心もからだも頭も育っていく、子どもたちの日々。
それらを見守る、大人たちのまなざし。
そんな森のようちえんの実際や工夫も、お伝えしていきます。
森のようちえんをはじめとした多様な育ちが、
この社会にどうぞ広がりますように。
子どもをまんなかにした育ちが、
大人も大切にされる子育てが、
どうぞ広く、深く、見直されますように。

※書籍見本ページ画像は、こちら(準備中)
~目次~
はじめに/だいじょうぶ、子育てはひとりじゃない。
アンちゃんは、3歳だから ・3歳 陽春・
Column:子育ては、シンプルで。
はんぶんこは、イヤ ・3歳 晩夏・
Column:ごちゃごちゃと「井戸端会議」をしよう。
けんかは、スポーツ ・3歳 余寒・
Column:ひとりで子育てしないで。
ちいさなちいさな「うん」 ・3歳 立夏・
Column:「ぺんぺんぐさ」の、育ち合い。
ユイの考えた遊びが、すてきだから ・4歳 盛夏・
Column:自由保育は、放任ではありません。
こうかんこしたの ・2歳 晩冬・
Column:「自由教育」との出会い。
いのちの力 ・3歳 向暑・
Column:幼児教育が、おもしろい!
風や鳥に、背中をおされて ・5歳 向春・
Column:自分たちの生活をつくる主人公であること。
葛藤と、その先 ・6歳 早春・
Column:不便を自由に変える、力。
あとがき/自然から学ぶ、子どものしあわせ、大人のしあわせ
・・・・・
~筆者~
土井三恵子(どい みえこ)
NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ 理事・共同代表・保育士。企業広告制作に携わった後、10年の北海道での農的暮らしと2人の出産を経て、療育センターや里山保育を行う保育所等を約9年経験。2012年横浜市青葉区に青空保育ぺんぺんぐさを設立。奇跡的に広く残る里山地帯で、四季折々を心と体いっぱいに感じ、自然に抱かれ自然とともに暮らすような保育を実践。とくにザリガニ探しにおいては子どもたちの尊敬の的、大人たちからも頼りにされる存在。
横浜国立大学教育学部卒。資格は、保育士、幼稚園教諭免許、小学校教員免許、中学・高等学校理科教員免許。共著『つながりの子育て』理工図書






出版書籍『つながりの子育て』
→ この書籍情報は、こちら
『つながりの子育て~子どもをまんなかにしたコミュニティづくりを、問いなおそう~』
菅野幸恵・青山学院大学コミュニティ人間科学部教授
土井三恵子・NPO法人青空保育ぺんぺんぐさ 理工図書 2023年


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