森ノオトに、連載コラム『大きな空の下の、ちいさな なかまたち。 ~葛藤と、その先~』が掲載されました
連載コラム『大きな空の下の、ちいさな なかまたち。 ~葛藤と、その先~』
が、森ノオトさんに掲載されました。
「子どもを育てる」現場の専門家として
リレー形式で、
ぺんぺんぐさ保育士ミエコが
森ノオトさんに載せていただいたコラムは、
4年前からはじまり、今回で最終回となります。
ミエコさんは、
日々の保育のようすを書きためては、
ほぼ季節ごと、
ぺんぺん母たちに渡してくれています。
この日はこんないざこざがあったんだ、
だから別の日保育サポートしたときに
みえこさんが話し合いしてたのね、
などつじつまの合う瞬間でもあり、
そのお便りをそっとテーブルに置いておくと、
ふだんあまり子育てに首をつっこんでこない
ぺんぺん父さんも、
おっ!こんな風にすごしているんだ、と
関心をもってくれる
きっかけだったりするのですが。
年に2回ほどのこのコラムは、また格別です。
ぺんぺんぐさでのちいさなエピソードから、
その子の気持ち、周りの子の気持ちを、
じっくりとあたたかく
綴ってくれた文章を読むと、
自然の風景とともに、
そのときの子どもたちのことが
ありありと思いだされます。
初めてのコラム、
『大きな空の下の、ちいさな なかまたち。 ~アンちゃんは、3歳だから~』(2017/9/7)は、
3歳になったばかりで迎えた春、
ちょっとガンコさんなアンちゃんが
重たいどろだんごを自分でしょって歩く、
というほんとうに小さなできごとでした。
きっと我が子だったら
「もういいでしょ、
お母さんもってあげるから!」
と言って奪いとってしまいそうなシーンです。
でも、そこがアンちゃんの育ちどき。
しっかりと主張して、
でもほかのひとの言いぶんとも
折り合いをつけて、
自分の足で歩いていく。
そうやって、
子どもひとりひとりを応援する
ミエコさんのまなざしが、
この連載コラムには詰まっていました。
さて、最終回に登場するのは、
昨年度に卒会したばかりの女の子です。
そして、B面でもって
ミエコの熱いメッセージを体現するのは、
一昨年度年中までを
ぺんぺんぐさで過ごした男の子。
はずかしがりやでマイペースなユイちゃんの、
ゆっくりでも確かな成長と、
平和主義でアイデアマンなハルマの、
みんなを笑顔にするまほうの言葉……
頭の上に、
3月の大きな青空が広がったような読後感、
みなさんにも味わっていただけたらと思います。
(スタッフあさこ)
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『大きな空の下の、ちいさな なかまたち』
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