青学コミュニティ人間科学部のゼミにおじゃましました
今年の夏、ゼミ3年生の13人を3週間にわたって数人ずつ受け入れました。
暑い暑い夏、一緒にびしょびしょにになって過ごしてもらって、先週ふり返りのために、私(土井三恵子)は青学へ。
本当は芝生の上で輪になって対話したかったけれど、春から夏の実習までの子どもたちの様子もお話するので、今日は残念ながらビルの中で。
そうだ!野の花を輪の真ん中に置こう、
ぺんぺんぐさのミーティングでも、いつもやっているように。
と、ひらめいて、時間ギリギリの道中、ところどころ自転車を停めて、間に合うかヒヤヒヤしながら秋の草たちを摘んで新聞紙にくるんで、電車に乗りました。
結局いつも写真を撮ってくるのを忘れてしまうのですが、
輪の真ん中に紺色の色紙とガラスに活けた草たちを置いたら、無機質な教室がふわぁっと柔らかくなりました。
学生さんから「草花が置かれたら、あの時のぺんぺんぐさの子どもたちの姿が蘇りました」という、すてきな感想も。
・・・
おとなしめな学生さんたち。
立派な感想でなくていい、内側からわき出る言葉が人の心を動かすのだから、「私」を語ってね。
と、伝えて、私は学生さんたちの言葉を待ちました。
静寂沈黙がたびたび訪れながらも、
恐る恐る自分たちから手を挙げて、
小さな消えそうな声だったけれど、感じたことをしっかり語ってくれました。
みんな、ぺんぺんぐさでの実習で関係を持った子どもたちの名前をしっかり覚えていて、驚きました。
私からのコメントも聞いて、
実習で見た子どもたちの姿は、その子の一面であり、子どもは、いろいろな面を見せ合いながら、複合的に育ち合っていることを感じてもらえたようです。
・・・
何人か子ども関係のボランティアをしている学生さんもいて、
そのうちの一人、ずっとそっぽ向いて聞いてるんだか聞いていないんだか…という様子だったのに、しっかり耳はこちらを向いていたようで、
「子どもの世話をして教えているつもりでも、大人の方が子どもに教わることが多い、と感じてきたことが、間違っていなかったとわかって、よかった」
という感想を聞かせてくれました。
型破りな匂いぶんぷんの尖った若者に、久しぶりに会えて、わくわく。
もう少し話を聞きたかったなあ!
(もしかしたら風邪気味のようだったから、気を使って外側を向いていたのかしら?)
彼の関わる子ども食堂では、中学生ボランティアも受け入れ始めて、はじめは「助けてあげている」という雰囲気だったのが、中学生まで「子どもたちに教わった」と言い始めたそうです。
小学生に勉強を教える機会もあって、教えたら自分の成績が上がってしまった中学生が、2人もいたそうです!
小学生、中学生、高校生、大学生、おじさんおばさん…多層構造が、すばらしい。
もう一人の、ボランティアをやっていた学生さんは、「子どもの寛大さにハッとする」と聞かせてくれました。
「大人になると、活躍する人が羨ましかったり妬んだりしがちだけど、グループで造形活動して褒められても『○○くんがアイデアいっぱい出してくれたんだよ!』と、他の子のいいところを躊躇なく認める姿にハッとしました」と。
・・・
私も、大学生さんから教えてもらうこともあった、一日となりました。
これからを未来を作っていく若い人たち、応援しているよ!
(いつも撮り忘れたことに気がつき、帰りがけ夕方にキャンパスを撮った写真。今日は快晴の青空がきれいだったのに!)
(共同代表 みえこ)
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